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2013年7月5日金曜日

どんな金融政策を投じても、今は雇用と賃金は増えない、という話

アベノミクスを継続させるためには
雇用と賃金を増やして、マネーフローを大きくしないと難しい
という事をこのブログでも書いてはいるけれど
内心難しいだろうな、と思っていたりします。

財界が安易に賃金の上昇に踏み切らないのもそれだろうな、とは。
だからやればいいと分かっていてもやらない。
最近それに気がついたんですけどねorz

勘違いされそうなので始めにいうと
中国の人件費が安い、とか
東南アジアの人件費、の問題じゃないんです。

これひいては多の先進国にも引っかかる案件なので
おそらくどこでも問題になってくるでしょうね。

最近、この問題の深刻さが致命的なところまで来たとおもわされたのが
農協で金融商品を売っているという話。
これに近い話をすれば
アイルランドの漁師がリスクヘッジのために為替をやっているとか
アメリカの製造業が商品販売よりか金融(高額商品のローン)で利益を上げている
というお話。

これが指し示すのは
一次産業や製造業ではもはや生計が立てられないところまで来てしまっているってことです。

製造業や一次産業で食えないってことは
それを販売する産業でも同じ事が言えるって事です。

そもそも販売業って仕入れと販売値の利ざやで利益を上げている。
価格競争のため利ざやぎりぎりだし
物価下落=利益減少、物価上昇しても利益が上がるわけではないため
厳しい。

始めアベノミクスで賃金の問題って案外簡単にクリアできるんじゃないのか
と思っていたのだけど
いろいろ調べていて
それが難しいと分かる。

その辺は知識不足とは言え、テキストに起こしてしまったことは申し訳ない。
※これについては該当記事にこの件を記載いたしますorz

加えていえば
この15年ほどに新しい産業が出来てこなかった
ってことです。

携帯電話やモバイルインターネットは出たかもしれない
ただ大きく構造を変えるような新しい産業とか
商品って出てきてない。

でかいインフラとかね。

それこそ民主党が削減した京とかああいう新技術関連の再投資をすべきだろうし
道路を作るとか、必要なインフラを作るとか。
維持費が増えるけどその分お金が落ちる分フローが大きくなる。

思い切って防衛省が軍需を拡大するとかでもいい。

その点で考えれば日本はまだ日本はマシな方とは言えますが。


シュンペーターが
イノベーションを続けた先は社会主義化する、と話していたけれど
その社会主義化に近い状態が来てしまった。

そのうち話をするけれど
ベーシックインカムが最たる例。


食料でいえば飢餓というリスクが根絶されてしまい
低コスト化が進んだ。
結果的に生産者にバックされるお金も小さくなる。
生産調整してなんとかするって状況に。

また製造業が厳しくなった理由って
製造効率化によって、これも生産調整が出来るようになったって事もある。
技術の進歩がゆっくりになったのもあるけれど。

作るってことの合理化、効率化が進んでしまった。
結果的に人も少なく、簡単に生産が可能になってしまった。
もちろん農業とか自然を相手にするものに関してはまた別だけど
以前に比べたら格段と効率化されているはず。

またそのほかの産業だって
マニュアル化、簡略化されてきてる。

合理化とか効率化って
要はコストダウンの話。
コストダウンが進めば必然的にどうなるかは分かると思う。
要は人員調整、平たくいえばリストラ。

マニュアルがあって、マニュアルがあれば何でも出来るようになったら
人件費を大きくする必要はない。
極端な話、人がやらなくてもいいことはロボット化する。
危険な作業、大変な作業はすべてロボットがやるようになれば
さらに仕事は減る。
人余りになるからだ。


仕事があってもコストの問題で出世できない、賃金的な問題が常につきまとう。
それを考えたら
いわゆるNEETと呼ばれる人が増えるのは当然とは言える。
職業訓練を受けたところで出世は出来ない。
労働をしても賃金は上がらない。
学校にしても然り。
意味があるの、という問いが出てもおかしくはない。
※ちなみにNEET自体はイギリス発祥だけど
 先進国で増えてきている。

率直にタイトル通りではあるけれど
今後金融政策で景気が良くなったとしても
労働構造、産業構造の最適化が進んだために
雇用の良化は起こりえない。
逆に設備投資によって加速する可能性すらある。

新たな産業か、雇用の状況を何とかしない限り
この流れは変わらない。

これに関しては政府は何ら対策が出来ないと思う。

あるとすれば
複数の企業で短時間働くといった
分割契約を認めるとかそういう形しかない気がする。

2013年6月30日日曜日

反省するな!!

反省させると犯罪者になりますを読んでいるのだけど。
これは犯罪に限らず仕事にも言えるお話。

反省文を書けとかって意味あるのか、って思う方も多いだろう。
僕もその一人だ。

謝るって自発的にやるもので
謝れといわれて謝るものではない。
誰かに謝らせるって謝ったふりになる。
だって、やった方は自分が間違っていないと思っているのだから。

そうなったとき、謝らされた側は、謝らせた方に反発することになる。
結果的に悪循環になる。

反省させるとか謝らせることに意味はない。
それは迷惑をかけられた分なんかしろ、という事を求めているに過ぎない。

謝罪会見というのもそうだ。

本当に謝罪するのに謝罪会見って必要なのかって話。
もはやパフォーマンス化しているし。
先ほどの話でいえば
とりあえず形式だけ謝って怒ってるのをなんとか沈めよう、ってパフォーマンス。

直近でいえば、東京電力。
役員全員が住民に土下座していたけれど、結果としてそれで全て済んだのか。
問題はさらに出てきたのを考えると
まったく意味がなかったと言える。

東電に関してもそうだけど
加害者には加害者の論理がある。
第三者や被害者の論理が必ず正しい、というわけではないのだ。

例えば老老介護で介護疲れで相手を殺してしまった。
何が何でも殺人が悪い、というのは論理として正しいか、というお話。
法律上は悪いことではあるでしょうが。
これって環境を考えると
老老介護って状況を作り出したこととか、周りにそれをフォローできる人は居なかったのかとか
いろいろある。
情状酌量ってそういう時のためにある。

それこそ加害者が被害者だったり
被害者が実は加害者だったりすることもある。
※すべてがその通りというわけではないですけどね。

本当に反省を促させるのであれば
当人がどうしてそういったことを行うに至ったのか
その環境を分析し、改善した上でないと意味がないと言える。

謝るのは自分に非があると認めた時だけだ。
それ以外の謝罪はすべて形だけ。
もっとも真に仕事が早い人や頭のいい人は
その辺がものすごく早いのも事実なのだけど。






反省させると犯罪者になります
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2013年6月21日金曜日

最近競馬をやり始めた理由 ギャンブルでスキルアップを

コラムっぽいお話になるんですがw

ツイッターでは書いてますが
最近楽天競馬経由で地方競馬やってます。
地方だと毎日出来ると理由もあってですが。
今は回収率の問題で勉強し直ししてますが(苦笑)。


なぜ、競馬、と思われるかもしれないんですけどね。
競馬(含めた競技系ギャンブル)が統計分析によって当てることが出来る
って点です。
要は思考訓練になるって事です。

日本にあるギャンブルで代表的なものというと
パチンコ、スロット、競馬、競艇、オートレース、宝くじ、toto、ミニロトってところでしょうか。

ただ宝くじはユーザーが好きな番号を選べるわけではないです。
極端な話をすれば、意図的に売れ残りの番号から当たりを出すということも可能、
ということです。
一等は出ているけれど、それが必ずユーザーの手元かが分からない。

パチンコパチスロは
設定やシステム次第で出る出ないがあるため
確率論になりがちです。
実際収益の関係で、設定を厳しめにして当たりがかなり出にくくしているところもあるという話も聞きます。
設定を回転数だけで見抜くのは厳しい、ってことです。


そういったものと一線を画すのが実は競技系のギャンブルだったりします。
競馬であればどんな馬が集められようと
そこから順位付けするので明確に当たりの存在が明らかになる。

競馬で調べていくと競馬に関するデータがわんさか出ていたり
JRAからもデータ提供するシステムがあったりします。

確率データや傾向データ、それこそかなりの量が出てきます。
確率論で割り切れるものではないですけど
統計やデータ分析のうえで博打が出来る。

もちろんある程度の習熟は必要ですが
当たりがあるかどうか分からないパチンコ、限りなくゼロに近い宝くじから比べると
かなり当てやすいとは言えます。

いくつかサイトをのぞいてみたりするんですが
競馬強い方の共通項として
数字に強いことが上げられます。

これと同じ傾向があるのが
為替と株、投資系のデイトレーダーだったりします。

考えてみればそうなんですが
為替、株、先物も傾向、それこそ統計から指標を作っているので
ある程度指標の仕組みが理解できていること、
統計データ分析が出来る人の方が強いんです。


競馬の場合も同じで
競馬新聞に載ってるデータを元に統計を取って分析して決定します。
実のところやってることは同じ。

これ、もっというと
マーケティングも思考の流れは一緒
実はデータの積み上げと立証というやり方は
作家さんにもよりますが、小説や本の書き方にも使われる方法だったりします。
※実際作家さんのギャンブル好きも多い。

思考法としての分析
一連のロジックを覚えてしまえば
幅広い分野で応用が利く、ということです。

そもそも統計や確率自体が
ギャンブルに勝つために分析を始めたことから来てます。
それなら数学の教科書を見て学ぶより
実際に賭け事を通してデータを自分で集めて
検証していくほうが身になるはずです。

ギャンブルでスキルアップっていう言い方は奇妙に聞こえるかもしれないんですけどね。
ただデータを集めて、分析して結果を出すってプロセスを考えたら
賭け事やるのが一番いい気はします。


やり始めた理由も
賭け事というよりも、知的ゲームとして、
メタゲーム分析やマーケティング思考の訓練って
側面があったりします。


お金にもなるしw

2013年6月17日月曜日

2013年6月4日火曜日

コンテンツのパーソナル化、補足1

http://eazytalking.blogspot.com/2013/05/blog-post_30.html
動画作成のパーソナル化

ちょっと補足。
動画コンテンツだけのお話ししても何だと思ったので
そのほか。
テキストコンテンツ以外での現状を。

テキストを抜いた理由として
テキストコンテンツとなると
メルマガかブログになってしまい
あまり比較対象としてはふさわしくないかな、という観点から。

動画以外だと、イラスト、写真になりますけど。
イラストは今のところニコニコ静画がPVによってお金がもらえるようになっています。
ただ1PVでいくらぐらいか、どれぐらい収益が望めるかは不明。
もっとも比較的拡散しやすく、PVも高いことを考えると比較的低いと思う。

どちらかというと
イラストに関しては営業ツールとしての趣が強い。
これはpixivにも言えることだけど。

ちなみにイラストだけではなく漫画も売れることと
実際にアニメにまでなった例がいくつかあるので
pixivよりもおすすめではありますが。

写真は説明するまでもなく
フォトストック。
pixta等類似のサービスがありますが。
実はフォトストックから雑誌や企業付きのカメラマンになるケースも出ているため
結構侮れない。


現状あるものというとこんなものでしょうか。

イラストは結構微妙なところ。
さっきも書いたとおり営業ツールとして優れている点
イラストコンテンツの破壊力ってでかいのもあって
クリエイター報酬が付くサイトが増えるかどうかは疑問。
普通にブログにアドセンスでも収入になる。

個人的な感覚を言えば
イラストは自分でタンブラーと連動させて
ブログで収益上げた方がいい気はしますね。
アフィリの必要ない、アクセス数だけで十分金になるので。

写真はブログで自分の写真を売ることが出来るので
これも案外堅かったりします。

2013年5月14日火曜日

ドル円が100円を超えた件について。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMM8SY6K50XT01.html
ドルは100円が今や支持線、2カ月で105円の円安予想-ドイツ銀


ドル円で100円が支持線、というのはもはや言うまでもないでしょうねw
FX関連の記事で普通にこれ書かれると基本からやり直せ、と思ったりもしますが。


ここで為替の解説をしたくはないんで
支持線抵抗線についてはググレカス。
というかなるたけ為替および金融系に関わる人を増やしたくないので
ググるな。


ただ100超えた時点である程度伸びるのは想定の範囲内ではないでしょうかね。
ストップのロングもおそらく100超えた付近にたまっていたと思われるので
そこから一気に伸びるのは想像に難くない。

それに
大分堅かったのは周知の事実なので
固い壁は鉄壁の床になる、それだけのこと。

100円割るのは難しいでしょうね。

G7が円安許容というのも各国の事情を知っていれば想定の範囲内。
理由の一つ目として
ロシア、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ。
どれも景気が良いとは言えない。
G7で景気がいいのはカナダのみ。
日本の景気よくなることで、自国の不況を脱する起爆剤になる可能性はあるわけで
多少の不利益は目をつぶる、といったところでしょうね。
ユーロは今ジャパンマネーの投下が始まっているので
ユーロ圏は今の円安トレンドにケチをつけられない。


ただしG7が認めただけであって
一時的に伸びてもそこからの追加材料がないかぎり
伸び悩むでしょうね。
100割るのは短期的には難しいとは言え。

あり得るとすれば
来月頭の雇用統計ぐらい。
ただし失業保険の状況や経済指標を見てる限り、
ドル買いに進みそう。
広がったスプレッドで一時的に割るのがあるぐらいか。

今後は日銀の発表だよりになりそう。
案外ココが曲がり角だったりして

2013年5月6日月曜日

アメリカから日本へのまっとうなツッコミ。

http://diamond.jp/articles/-/34964?page=2
米国為替政策報告書に書かれたアベノミクスへの“真っ当な”提言

「力強い経済回復をサポートし、潜在成長力を引き上げるには、国内の競争を過度に抑制している規制を緩和して、国内経済のダイナミズムを高めるための基礎的で一貫した対策を取っていくことが日本には重要だ。(今回の日銀緩和策のような)マクロ経済への刺激策は、短期的には経済を支えるが、それは生産性や潜在成長力を高めるための構造改革に取って代わることはできない」

これ、端的に
アベノミクスを持続させるような政策をとれ、ということですな。

確かにアベノミクス自体は宣言のようなものであって
現実問題何もやっていなかったりします。
為替はそれで下がってきてますしね。


経済の活性化をさせても

それを持続させられなければ意味がない。
マネーフローの拡大と賃金の上昇。
物価上昇だけしておいて賃金上昇が起こらないと
もはやまずいお話。

日本って実のところハイパーインフレまで行かなくとも
中程度のインフレが必要という意見も出てる。
個人的には前から10%程度かな、と考えていたけれど
2~30%という意見すらある。
確かにインフレ-5~7%が続いていたのを考えるとそれぐらいは必要なのかもしれない。

物価について言えば。
今回の日銀オペで国債の買い上げが行われる。
それに伴い市中に紙幣が出回ることになるが、
これ自体が元々FRBが行っていたQE1、QE2と同様。
QE3で紙幣バラマキが行われなかったのと同時にこの動きが出たので
通貨差がリーマン以前に戻っている。

もっともこれでフローが出来たわけでもなく
貨幣の状況(対ドルについては)がリーマン前と同じぐらいになった。
ただそれだけのお話。
ここから消費の活性化の促進とフローの拡大を行う。

手っ取り早いのが
(無駄でない、資産になる)公共事業を国債大量発行で行う。
ダムを壊すとか、高速道路をつくるとか、
かなりある。
それこそアルプスをぶっ潰すとかw

現実的な話だと
防衛費。
金使い官庁と言われているけれど
尖閣の問題を考えれば、今文句は言えない。
思い切って使うべきだろうし
自衛官の募集も中途で出来るようにするとか
人員の拡大を考えてもいい。
それこそ震災の時に自衛隊がどのような動きをしたか
この国の立地や地勢も考慮すれば
ありな選択だとは。

なんにせよ
後は政府がどう考えるか。
自分で作った流れを潰すような政策だけはやめて欲しいもんです。

2013年4月27日土曜日

ユニクロの柳井社長の発言「年収100万円」はもう来ている。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedahayato/20130425-00024562/
ユニクロ「年収100万円」発言にみる、「平等幻想」が壊れる未来

ちょっと流行のネタで申し訳ないのですがw

年収100万円時代がやってくるという発言、もう来てますからw
なにせ、今の僕は年収150万程度ですからw


年収100万円って話については
政策も含めて考えていかなくてはならない事ではあるんですが。

誰かが日本がようやく資本主義的になってきた、と話していたけれど
格差の話題が出てきたのがそのいい兆候のような気はします。
正確には日本は社会主義的資本主義だったので
中流階級とか出てきたんですけどね。
それがなくなって上か下かになってきた。

資本主義故に格差が出てしまうのは自然なことで
それに対して反発するのはおかしなお話。
本当に今資本主義的になった、ということなんです。

もっというと、中国も北朝鮮もソ連も
格差があったんです。
社会主義とか共産主義と言ってる割に
指導者はお金持ち。
これが格差でなく何というか。

そこから考えても
格差がない、というのは幻想ではなかろうか。
むしろ格差があるという認識があるからこそ
資本主義国の格差が小さくて済んでいる感はある。
日本は社会主義的資本主義だったが故に、まだ小さい。


その点を踏まえても
政府は格差の是正に勤めるべきではある。

好景気になれば問題解決、と言うわけでもなく。
資本主義というシステム上格差が発生するので
それを考慮に入れた救済システムづくりを行っていく。
それこそセーフティーネットつくったり、公務員の嘱託を増やすなんかがある。
あと社会保障とかに手をつけていく。

アメリカみたいに経済構造の崩壊が招いている場合は
本当に大規模な改革が必要ではあるのだけど。
その改革も可能な限り政府主導であるべき。
政府が動かないと不況は終わらない、これはケインズを読めば分かることで。
中国も政府が格差を放置しているが故に格差が埋まらない。


今までの政府が
日本は資本主義である、
ということに全く触れてこなかった、
それこそ総中流社会がずっと続くと考えていたって部分が根っこにある。
それ故につけが回ってきたのが今、といえるかも。

変な話
中流になりたい、と願うのはもう無理な話だ。
下流か上流の二つしか存在し得ない。

政府が何とかしてくれる、なんて事はない。
自分で救うしかない、これは本当に。

それこそアメリカ的に投資や金融をやるか
副業をやるか
自立するかぐらいしか手段がない。
日本はそれらをおしえてきていないからこそ
もはや自死を待つ状態になっている。

さて
座して死を待つか、自分から打って出るか。
100万円から逃れる方法はその二つしかない気がする。

2013年4月23日火曜日

不良債権処理と産業立て直しが急務、なアメリカ

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE93G00N20130417?rpc=188
米FRB、雇用の責務をこれ以上重視すべきでない=地区連銀総裁

これは確かに。
アメリカの場合
雇用の問題じゃない。

中国に生産を移した関係で雇用が落ちたのは事実。
加えて本業では食えず、金融(ローン金利)で食っている製造業。
ITと金融でなんとかしてるのがアメリカ。

同時に格差が広がった点がある。
これは資本主義の宿命と言えるのだがそれに対する対策がされていない。

この辺はもはや構造上の問題になる。
雇用だけで何とかなる問題じゃない。
社会構造の組み直しから始めないと直りそうもない。


厳密にいえば
アメリカだけではなく
他の先進国でも似たようなことが起こってる。
金融で食っているのは日本も同じなのだが
日本に関しては産業がほぼ残っている。
※というか、アメリカとイギリスその他の国の産業をぶちこわしたのは日本。
 トヨタと日産の車が入ってきたために、主要メーカーが軒並みつぶれかけた。
 実際フォードとGMは全く車が売れなくなったため金融ローンで何とかしのいでる。
 車と同じ事が他の産業でも起こっているため
 この不況のきっかけといえなくない。
 ある意味日本にマックとマイクロソフトがない事が救いとも言えるw
 これで日本に一からマックを作る力があったら完全にヤバイ(ヤバイ超えてるw)国だw

中国にラインを移したため技術や産業が流出した
と呼ばれているがちょっと間違っている。
技術流出ではなくて雇用機会を奪ってしまったことと
コストダウンと共に安い製品が出回ってしまったことが問題とも言える。

技術が流出したかどうかはまた別。
それは自転車のシマノのパーツが海外で作られていないことから分かるし、
韓国や中国産の電子パーツは不良が多い。
※実際のところ、シマノのパーツについては他国でも使っていたりする。
 この辺も日本が(悪いわけではないが他国的には)悪い。

今後中国からの撤退が始まると思われるが
それが本国に戻ってくるかどうか。
もどってくればアメリカは回復するかもしれない。
ただリーマンショックまでに発生した不良債権はかなり膨大。
日本のバブル崩壊時の数倍とも言われている。

なので
まずは不良債権と企業の体力回復
および設備投資によるイノベーションの実現。
加えて言えば産業の立て直し、それが進んだ段階での雇用、となる。

いきなり雇用をどうにかしろと言われてもまずいだろう。
日本に頼るか、適切な立て直しを行うか

アメリカはまだまだ先は長そうだ。

2013年4月17日水曜日

たかが副業と舐められがち? 副業の難しさ

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/22879
「副業禁止」ならぬ「専業禁止」を貫く、エンファクトリーが面白い


副業禁止ってところは多いんですが
近年、解禁するところが増えているそうで。

まー副業禁止でも副業やってたりしますがw


まずは考えなくてはならないのが
会社の倒産の可能性。

これはどこもそうだとは思うんですけどね。
部署がなくなったり
予算が削られたりとか。
倒産する様子ってネットで調べると結構出てきます。
僕は会社整理という形なのでそこまで派手な物ではないですが
部署が消えるとかはかなりあっさりと行きます。
会社がなくなるなぁ、ってわかりやすいのが
給与とか経費の話。
払いが遅れたり、経費待ってくれとなったりします。
他には病気とか、噂が立ったりとか。
いらいらしてる人が増えたりとか。

部署がなくなる話はそのうち世界のフラット化の話でするかと思いますが。


その仕事がいつまであるか。

この辺は出版だけ、と思われるかもしれないけど。
分かりやすい話をすれば、昔路上で見かけたモデム配りとか最近いなくなった。
少し前はインフラとしてネットの環境が未発達だった故に
モデム配りが普通に利益を上げていた。
今はモバイルでネットが出来る。
大規模な工事も要らない。インフラとして定着したところもあって
もうああいった仕事はない。
昔あったけど、今はなくなった仕事って考えてみるといくつか出てくるはず。
両替商とか(今も上野にいるけれどね)。
同じようなものであればネットの普及によって消えていく物も出てくる。

CDショップってなくなってきた。
ほとんどの店はレンタルが主流になってきてる。
同じくでDVDなんかも。
電子書籍も増えてきた。
この流れが加速すれば
書店の減少は避けられない(なくなることはないだろうけれど、アマゾンに押される可能性は高い)。
ITによる生産性の向上が進んだ故に、
生産性の低い仕事が淘汰されてしまう。
仕事のコモディティー化によって
生産性の低い仕事は賃金も上がりにくくなるだろうし。

需要がなくなれば
本当に淘汰されてしまうだろう。

そういった意味で
今の仕事だけで食っていけるか
というのは危うい感じがする。

景気が良くなっても、このあたりは変わらない。
むしろ、加速する可能性すらある。

だからといって
副業やれば安心、ってワケでもない。

せどりにしてもFXにしても
アフィリにしても
マニュアルがある。
FXやバイナリーオプションに関しては
大損の可能性すらある。

いきなり儲けられます、という代物ではなかったりする。
おそらく始めから利益が出るのは、バイトだけ。

こういった副業をやっていると
ちょっとしたことに気がつく。
おそらくそれに気がつくかどうかというのは
本業でどれぐらいしっかりと仕事をしているか
になってくる。

いわゆるヒトモノカネの感覚。

ただマニュアル通りでは失敗する(特に金融系)
経営するって感覚が必要になる故に
今まで仕事をどんな目線でやっていましたか
というのが問われることがある。

失敗するようであれば、一度自分の本業をどんな風にやってきたかを
見直していくべき。

本業を疎かにしても副業は成功しないのだから。

2013年4月11日木曜日

米ドル円100円超えのさき

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130411-00000010-jij-n_ame

円、一時99円70銭台=3年11カ月ぶり安値―NY市場

為替市場にて
米ドル円100円にもう少しというところまで。
以前の
100円未満が好ましい
発言はどう影響するか。

介入って事はないと思いますけどね。
ただ何らかの発言は出るかと思いますが。
→出ました。
黒田総裁から、今ある手は打った、との発言受けて50銭下落。
もっともそれから戻していますが。

ここで100円超えてしまうと
確定するのが112円までの上昇。

現状でほとんどの小売業が物価100円設定変えたため
これが破られることになる。
よって
3月頃値上げしたところは
再度の値上げを要求される。
また値上げをしなかった企業は
かなり厳しい可能性も。
ただ輸入生産品が少ない場合はこれに限らないけど。

物価上昇が確実、
怖いのがそれに対して賃金の上昇が追いついていないこと。
スタグレーションが起こったらほぼ対処できないのは
以前もお話ししたとおり。

http://eazytalking.blogspot.com/2013/04/blog-post_2.html
http://eazytalking.blogspot.com/2013/03/blog-post_25.html

さてこの状況を分かってるのかね、経団連。

個人的には物価上昇は好ましいとは思いますが
それに対して他の動きが追随していない点が
非常にまずい。

おそらく来年の税収は久々の増収になると思われますが
それを維持するにはフローが必要。
賃金と法人税、このあたりかな、キーポイントは。
安倍さん麻生さんがどう動くか見物。

2013年4月7日日曜日

アメリカ雇用統計(3月)

元々為替をやっていた関係もあって
上げときます。

2013年3月アメリカ雇用統計および失業率

市場の予測18万人を大きく下回る8.8万人
もっというと前回27万人だったのが
一気に落ちたんですが。
どちらかというと先月の反動という感じはします。
失業率自体は0.1ポイント下げて7.6%

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130405-00000179-jij-n_ame
米雇用の伸び、大幅鈍化=8万8000人増―3月

これは木曜日のISMとか産業系の指標等々見れば
なんとなく予測は付きますね。
数字自体は悪くないけど
微妙に止まってる下がってるだったので。
水曜日のADPなんかにも言えますが。
ココまでの大幅減は想定外ではありますが。

ただ雇用不足か、というのは
また別な話。
景気上昇にストップがかかるかというのも
また違う。
単純に踊り場かもしれないし、
生産性が一時的に下がっているだけで
来月ぐらいに再び上昇している可能性もある。
雇用統計だけで判断は出来ない。
他の指標との兼ね合いとか
米国内のニュースなんかを見ないと。


しかしまた、
10万割るのも久々(9ヶ月ぶり)

ただ来月のアメリカの状況を考えるとしたら
日本の回復を見て、それに応じて動くのでは
というのはあります。

当然ではあるんですが
回復基調が出たのは現状日本ぐらい。
資源国の豪州、カナダあたりは元々いい。
欧州がダメな昨今考えると
景気が良くなりつつある日本にターゲットを絞るのが一番いい。
アメリカもお金が余りつつあるので
外資が再度日本に来る可能性も出てくる。
だって中国も韓国もダメになってきたので
引き上げざる得ないでしょうしね。

次の投資先として日本の状況を見るって事です。

日経平均がこのまま上がるようであれば
アメリカも日本に乗っかってくるんじゃないかな
とは。

次は多少戻るかもしれないけど
しばらくその水準かもしれないですね。
再び動くとしたら
日本の政策次第、その影響を受けて、って感じではないでしょうか。
あるとすれば
日本の参院選の1ヶ月前ぐらい。

ざっくりとした妄想ですが(妄想かよw)

ただ日経平均自体は順調に推移すれば今年15000超え、うまくいけば16000まで伸ばすかも
とは。
政策がうまくいけば、
不況下の先進国は
それをまねするか、ターゲットにはするでしょうね。

2013年4月2日火曜日

物価上昇の後に控えている「あれ」とは

1年後の物価「上がる」74%=生活意識アンケート―日銀http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013040100940&rel=m&g=eco
「黒田日銀」追加緩和へ=国債、リスク資産購入拡大=3日から初の金融政策決定会合 先行き、回復傾向定着=日銀短観で-国部全銀協会長

回復速度はゆっくりであるものの
景気が上向き、という認識が広がりつつある感じですね。

ただ以前ココでも書いたけれど
物価上昇はしても賃金が上がらず
スタグフレーションになるのでは、という認識が広がりつつあるようです。
ツイッターで見ていても
賃金の話題は出てきてますしね。

今連合との交渉を行っているそうですけど
それがまとまらなければ、景気回復を止めてしまう恐れも。

正規雇用については賃金上昇がほぼ確定してますけど
非正規雇用についてはまだ進んでいない。
ここが勝負墓分かれ目ですね。

物価上昇の後に来るのはスタグフレーションか、賃金上昇による好景気の到来か。
さて、一年後どうなることか。
前者の可能性が結構あり得るだけに
警戒感はありますけどね。

後日核予定でいますけど
賃金の上昇も率直に言えば難しい。
ある程度の上昇は見込めても
大幅に増えるって事は考えにくい。
小売りやメーカーも利益おさえて安さ取り来ているので。
大きくは変わらない。わずかに増える程度かもしれない。

民主政権期にいわれていた
時給千円まではクリアできるかもしれないですけど
それ以上は難しいかもしれない。
生産性の向上が進んでいるので
雇用が増えるかというのも難しい。

なので、
賃金上昇を期待するだけではまずい。
自分で別な道を模索していくしかない。
昔みたいに終身雇用が期待できるわけでもない
年金でくらせるというのもなくなってしまった。
新たなスタイルを見つけることが後々安心して生きていくために必要なのかも。

2013年3月31日日曜日

経営の基礎を忘れた企業はブラック企業になる。

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/22350
日本には「志」の受け皿がない—日米・人気就職先ランキングから考える

日本人の大卒学生の多くが大企業志向という記事を読んでましたけど
ココまで酷いとは。

僕自身が勤めた会社がすべて倒産したということもあって

企業はつぶれるもの

という認識が強いのもあるんですがw


近年でも
シャープもそうですし
地元の日立製作所もそう。
震災以後版元も揺らいだところ多かったですしね。
当たり前だけど絶対安全って企業はないし
今後つぶれる企業って増えるでしょうね。
ちょっと今回のお話とは関係ないですが。


企業も近年社会貢献を打ち出していますが
実際のところ形だけのところがほとんど。
むしろ逆のことをやっているところもあるぐらい。
会社の社会貢献とか企業理念とか、
中の人間からすれば本当にきれい事言ってるなぁとしか。

報道や出版で真面目にやろうとしてる子たちって
本当に幻滅するでしょうね。
利益のため、売り上げのためにねつ造もやるし
でっち上げもやる。
煽りもやる。

僕のいた会社はアダルトだったけど
率直に
整形してボリュームアップ、シェープした体の映像を撮ったり
嘘っぱちのインタビューを掲載とかって罪悪があった。
顔も加工したりとかね。
読者的にはオカズにできればいいかもしれないけど、
こちらから見ればだましてる。
内心気持ちいいもんではない。

ただ
申し訳ないのだが
なぜ今更『社会貢献』という言葉が出てきたのか。
『社会的責任』とかもそう。
これってブラック企業が生まれる遠因ではなかろうか。

経営学の基本に
会社の存在意義は社会的な評価、貢献であり
利益はその副産物、というのがあった記憶がある。
記憶が正しければ
経済学にもお金からの見方と社会的な価値から見た経済学がある。


要するに
今更基礎の基礎の話がクローズアップされ
各会社で実践していきましょう、という
なんとも奇妙な話なのだ。
これは逆を言えば、
その会社は基礎の基礎をおざなりにしてきた
とも言える。

金銭報酬と社会的貢献とか名声というのは両輪。
当然ながら片輪では動けない。
今の企業を見ているとお金のためになっている、
それが結果的にブラック企業を生み出している。

社会貢献だけでは運営できないし
利益追求だけでは最終的にはサギを行いかねない。
その意味では
アメリカのような
政府組織とかNPOが上位に来るって
利益追求な企業が増え、
金融が総生産の2~3割を占めるアメリカにとって
まだ望みがある話と言えるかもしれない。

逆に
日本はどうなんだろう。
心配になる。

かつてはそういったものがあったはずなのだが。