ninja

2013年5月30日木曜日

動画作成のパーソナル化

http://www.pronews.jp/news/1305271050.html
YouTubeの潜在売上が2020年までに2兆円に

ちょっと注目です。
もっとも、ニコニコ動画があれだけ賑やかになってきているのを考えると
潜在売り上げが2兆円、というのは少ない感じもする。

調べていくと
PV数がPV1に対して1円程度、ニコ動に投稿されている動画が2千万超えているので
平均2000PVと仮定しても、200億。
※少なすぎじゃね、と思うかもしれないけど、削除済みや再生数2桁台の動画もかなりある。
 そもそもものが多すぎて有名になれないものもあるし
 再生数が万超えるのは一握り。100万台となると現状ではPSP版ジョジョPV等本当に数えられる ほどしか存在しない。
※2 youtubeは1再生につき2~3円。支払いは一万PVから。ニコ動はアフィリ報酬があったと思う。

興味深いのが
有料動画、DVD化される場合とDVDで出回っている場合は
PVがあまり大きくならない傾向がある。
無料期間でぐーんと伸びる。当然だが。
生放送に関してはまた別。

個人的に気になるのがDVDの売り上げ。
弾幕の有無で大分映像の印象が変わる。
弾幕あってのニコ動なので、実のところ、DVDを買いたいとは思わなかったりする。
消えるととたんにつまんなくなる。

ちなみに
動画コンテンツの広告料、あまり下がらないでしょうね。
違法コンテンツやツールは駆逐されてる上
youtube、ニコ動含めて傾向がはっきりしてきた。
(両方に投稿している場合もあるので当然だけど)

ビジネス系は基本あきらめた方がいい。
はっきり言ってそういうものを求めるユーザーはごく少数。

エンタメ(スポーツ、音楽系含む)やゲーム、アニメはyoutube、ニコ動問わず強い。
同じくでMMDも。
政治の場合もネタ的、それこそ香ばしいネタ、エンタメ的であればそれなりにPVが稼げる。

論壇系も成立はしているものの、むずかしい。
ガチ言論は難しい、ライトな言論になってしまう。
報道系も意外と強い。

物作りとか料理とかそういう系も
エンタメ、バラエティーになるため有利。


コンテンツの性質上と
収益の問題で
会社としてはやりにくい。

収益性との兼ね合いを考えた時
本当に質のいいコンテンツが作れるのは個人になってくる。
ニコニコチャンネルのアニメ無料配信で一週間、どれぐらいのPVが取れて、どれぐらいの収益が発生するか。

ちなみに平均で10万PV、仮に1PV1円としても
10万しか収益が出ない。
12本としても120万。
アニメーションの予算は大体12話形態で1億ぐらい。
明らかな赤字。

そうなると
アニメーションであれば、複数のサイトに投稿して
副収入的に使うぐらいしかない。
もしくは
サイトが増えるのを待つしかない。

個人ではいいお金になるが、業者にとっては厳しかろう。
MMDも使い回し部分があればそんなに時間もかからないが
まるまる作るとなると一ヶ月、半年かかることもザラ。

それなりにSEOやってアクセス対策をした上で
月一本投稿一万程度入れば
個人事業としてはありな気はする。
副業としてだけど。


もっともまだ進化の可能性があるので
広告単価が上がる可能性もあるし
ユーザー数の拡大もありうる。
それ次第では動画だけで食える、という可能性はある。


ちょっと注視はして行きたいところ。

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