ninja

2013年10月4日金曜日

政治に興味をなくした理由 ー震災、TPR、消費税からー

最近非常に困ったことに
政治ネタを書く気力が全く起きない。

政治ネタに飽きた、というよりも
なぜ政治がダメな方を選ぶのか理解できない、と言った方が正しい。

たとえばの話、
TPPで農業が破壊される、ということにしても言える。
何度も書いているような気がするけれど
30項目中の1項目。

メディアがTPP反対となる理由って
記者クラブ廃止や再販制度が消えるといった
自分たちに都合の悪い項目があるためでもある。

日本にとってプラスの項目もある。
すべて加味した上で反対か賛成すべきだとは思うけれど。



余談で
アメリカの成長戦略だという人もいるのだけど
それは全く否定しない。
ただアメリカにそこまでの力が残っているのかについては疑問。
デトロイトの破綻のように
地方自治体の破綻が起こっているし
技術的な部分では日本に相当負けている。
2013.10.4時点でアメリカの債務問題の話が出ている。
これは2年前の8月にもあったけれど
自主的にデフォルトする可能性が全く否定できない。
それぐらいアメリカの状態はよろしくない。
TPPがすんなり通ったとしても
それで折り返すかどうかは疑問。

ただビジネス的なもの、ソフトウェア的には日本はまだまだ。
それを踏まえて、ソフトウェア的な部分を奪い取る目的で
TPP参加というのは有り。


閑話休題。

どうでもいいやと感じるようになったのは
田原総一朗氏がニコ動の番組にて
『沖縄をテーマにするとスポンサーが付かないからテレビでやらなくなった』
という発言があった。
メディアに偏りがあるのは当たり前だと思うけれど
金にならないからやらないというのはどうなのか。

これはおそらくフクシマの問題にも伸びてくると田原さんが話していたけれど
その通りだろう。

来年ぐらいにフクシマ問題を触れるメディアは激減するだろうし
震災から未だ収拾が付いていないのを放置する状況になる。

最近でいえば
メディアが汚染水の話等々しているけれど
なぜそんなことを今更、と。
これらの話は震災直後に想定できたはずだし
今後どういうシナリオになるのかも震災直後に出ている。
初動を失敗してIAEAの査察すら無視して
いろいろやっていることすら知らない人すらいる。

今更そんな話題を出すなよ、
そのニュースを聞いて憤るのも遅すぎる。

なんでって。
震災直後に汚染水問題から何から何まで出ていた
もう起こることが確定されていたものが起こったに過ぎない。

震災問題に呆れたというか
それに突っ込む人も阿呆と言うよりご苦労様としか言えない。


消費税にしても
ケインズを読んでいるんでしょうか、という話。
ケインズとシュンペーター読むだけで
今やってる政府の施策の多くが間違っていることは分かるでしょうに。
経済学の基本を無視して税制を行っているし
それを指摘している人はかなりいる。

もっというと
古事記にて仁徳天皇が
『みんな大変だから、豊かになるまで税金をなくそう』という政策が行われたとの記載がある。
むろん経済学も何もなかったとき
しかも今と違って税収が米や特産物だった時代。
これ、そうとう勇気が要る政策だったはず。

結果的に3年ほどで豊かになって
競って税を納めるようになったとの話がある。


極端な話
仁徳天皇の崩御が427年なので
古墳時代、
もっとわかりやすく言えば
東ローマ崩壊と同じ時期なので
その頃の政治家に劣るのが今の日本政府と言える。


現実的には全部税金なくすは難しいので
消費税、所得税、相続税といった個人にかかる税金をなくす。
ただし公人レベルの私人に対しては適応を見送る。
要は金持ってる奴は払え。
会社はそのままだけど、法人税を安くする。
それぐらいのことは出来る気はする。

それせずに悪法で対応している。


津田大介さんが震災がこんな結末をたどった理由として
最終的に行き着くのは
マスコミの責任、というのは正しい。
少なくともオンブズマンとしてのマスコミとして機能していない。
むしろお互いがすり寄ってしまっている

結果として今の状況を作り上げてしまった。
それを考えたとき
マスコミを殺さない限り国はまともに走らないし
死に続ける。

こんな状況で政治に興味を持てって方が無理だろうに。

次の選挙、投票率はどうなることやら。