ninja

2013年5月30日木曜日

動画作成のパーソナル化

http://www.pronews.jp/news/1305271050.html
YouTubeの潜在売上が2020年までに2兆円に

ちょっと注目です。
もっとも、ニコニコ動画があれだけ賑やかになってきているのを考えると
潜在売り上げが2兆円、というのは少ない感じもする。

調べていくと
PV数がPV1に対して1円程度、ニコ動に投稿されている動画が2千万超えているので
平均2000PVと仮定しても、200億。
※少なすぎじゃね、と思うかもしれないけど、削除済みや再生数2桁台の動画もかなりある。
 そもそもものが多すぎて有名になれないものもあるし
 再生数が万超えるのは一握り。100万台となると現状ではPSP版ジョジョPV等本当に数えられる ほどしか存在しない。
※2 youtubeは1再生につき2~3円。支払いは一万PVから。ニコ動はアフィリ報酬があったと思う。

興味深いのが
有料動画、DVD化される場合とDVDで出回っている場合は
PVがあまり大きくならない傾向がある。
無料期間でぐーんと伸びる。当然だが。
生放送に関してはまた別。

個人的に気になるのがDVDの売り上げ。
弾幕の有無で大分映像の印象が変わる。
弾幕あってのニコ動なので、実のところ、DVDを買いたいとは思わなかったりする。
消えるととたんにつまんなくなる。

ちなみに
動画コンテンツの広告料、あまり下がらないでしょうね。
違法コンテンツやツールは駆逐されてる上
youtube、ニコ動含めて傾向がはっきりしてきた。
(両方に投稿している場合もあるので当然だけど)

ビジネス系は基本あきらめた方がいい。
はっきり言ってそういうものを求めるユーザーはごく少数。

エンタメ(スポーツ、音楽系含む)やゲーム、アニメはyoutube、ニコ動問わず強い。
同じくでMMDも。
政治の場合もネタ的、それこそ香ばしいネタ、エンタメ的であればそれなりにPVが稼げる。

論壇系も成立はしているものの、むずかしい。
ガチ言論は難しい、ライトな言論になってしまう。
報道系も意外と強い。

物作りとか料理とかそういう系も
エンタメ、バラエティーになるため有利。


コンテンツの性質上と
収益の問題で
会社としてはやりにくい。

収益性との兼ね合いを考えた時
本当に質のいいコンテンツが作れるのは個人になってくる。
ニコニコチャンネルのアニメ無料配信で一週間、どれぐらいのPVが取れて、どれぐらいの収益が発生するか。

ちなみに平均で10万PV、仮に1PV1円としても
10万しか収益が出ない。
12本としても120万。
アニメーションの予算は大体12話形態で1億ぐらい。
明らかな赤字。

そうなると
アニメーションであれば、複数のサイトに投稿して
副収入的に使うぐらいしかない。
もしくは
サイトが増えるのを待つしかない。

個人ではいいお金になるが、業者にとっては厳しかろう。
MMDも使い回し部分があればそんなに時間もかからないが
まるまる作るとなると一ヶ月、半年かかることもザラ。

それなりにSEOやってアクセス対策をした上で
月一本投稿一万程度入れば
個人事業としてはありな気はする。
副業としてだけど。


もっともまだ進化の可能性があるので
広告単価が上がる可能性もあるし
ユーザー数の拡大もありうる。
それ次第では動画だけで食える、という可能性はある。


ちょっと注視はして行きたいところ。

2013年5月26日日曜日

日本の市民活動の一切変わらぬ未来

最近話題になっている橋下さんの慰安婦発言問題
そのうち細かくやるけれど
これに対してリコールを求めるというツイートが流れて
呆れてしまった。

なんというか、
昔の「麻生さんは漢字が読めない、こんな総理は首にしろ」
みたいな話だ。

麻生さんにしても橋下さんにしても
本来の政策と全く関係ないところで叩かれている。
(橋下さんの場合歴史認識の話であって、議員ならさておき、地方自治体の長が問われるべき問題化も微妙)
政策ではものすごくまっとうなことをやっているにもかかわらずに。

こういうやり方は元々マスコミのやり方なのだが
これがネットでもやられている。

ネットで世間をかえられると誤認させたのが
間違いなく311以降のデモ。
人を集めることに対してはネットの方が有利。
それ故にあのデモが実現したと言える。

ただあのデモに参加した人全員が同じ認識を持っていたわけではなくばらばら。
それ以上に現状認識が違う
ただの憂さ晴らし等々。

それ故に総選挙まで政権が変わることはなかった。

それこそ同じ思想を持ってやっていたらもっと違ったのかもしれない。
ただ集まっただけ、集まったことで満足してしまっている。
結果として何も変わらなかった。

http://eazytalking.blogspot.com/2013/05/blog-post_23.html
大学に行かずに専門家になれるか

ある意味で似通った話にはなってしまうのだけど、
専門的な知識を得るのに大学に行く必要もない。
ネットであるレベルの情報は調べることが出来る。
もちろんネットの情報だけでは不十分、学問によってはデータも必要。

ただ単にツイッターの情報を見ているだけでは
デモで理論武装なり、政府発表だったりマスコミの情報のウソを見抜けない。
主張もないから、311デモみたいにただ集まるだけで何も覆せない。
その辺はTPPの反対運動とかも同じく


デモに行くことが悪いことだとは思わない。
新しい流れだけに続いて欲しい。

ただただ単に集まるでは意味がない。
参加者がそれなりに学んで
何が問題で、何がまずいのか。
それをどうすればいいのか。
それこそ5W1Hしっかり学んで自分の意見を持つべき。

それこそただ単に
「まずいことが行われようとしている」というだけで
集まってるに過ぎない。
武器も持たず、空手で、殴る方法も知らずに集まっているに過ぎない。

そんな流れが安保の頃からずっと続いている。

それこそ
ただ集まるだけで訳の分からんシュプレヒコールを上げ
たいした抵抗も出来ずに終わる
市民運動、デモが今後も続くことになる。

みながもう少し勉強して
まともな活動すれば変わるかもしれないのに。

日本の市民運動、デモはまだまだ先が暗い。

2013年5月23日木曜日

大学に行かずに専門家になれるか

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7300205.html
経済評論家の三橋貴明氏は異端ですか?

結構お世話になっている作家兼経済評論家の三橋氏の話題ではあるのだけど。

ただ彼の本を読んでいて思うのが
大学で学問を続けることへの疑問だったりする。

大学や大学院、専門的に経済や哲学、学問をやり続けていくと
○○学派みたいなものが出てきてしまう。

どっちつかずみたいでよろしくないかもしれないけど
派閥とか学派に属さない方が都合がいい部分ってある。

時代は変わる以上、
その派閥、学派の論理が合わなくなってくる。
そういうのに属すると
そこから展開する柔軟さを失うような印象を持ってる。
逆にそういうのに属さない人の方がいい気はしてる。

また大学で専門教育を受けていないというのはいい意味でコンプレックスになる。
それをいい方に生かせば、専攻者うよりも知識が豊富と言うことは十分あり得る。

もう一つ言うと
大学、大学院という機関が
もはや学術機関でないということを示してる。

この回答でもあるように
就活予備校となっていたり
学術機関、研究機関として存在に疑問を投げかける部分が出てきている。

そうであれば、普通に学校ではなく書物やネット経由で勉強している人の方が
よほど知識があるとも言える。

ネットでもグーグルでスカラー検索があったり
論文の検索も可能になっているし
必要な学術書もアマゾンで買える。

ただ独学の場合、読み違いや勘違いもある。
それをどうやってクリアするか。
ネット経由でも無料で講義が見られるところもあるし
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104A_R20C13A5CR8000/

京大、講義を無料配信へ ネット教育機関に加盟 
↑こういった記事も出ている。

大学に行く必然性がないとは言わないけれど
本当に勉強する環境として
大学という環境が本当に適切かどうか
それが問われている気はする。

2013年5月20日月曜日

今年、中小出版社はどうなるか。

ニュースではなく
個人的なコネからのソース。

竹書房やKKで仕事をしている先輩と久々と電話をしたときに
笑えない話をいくつか。

元々編集予算ダウンの話は聞いていたのだけど
えらい額になってきた
要は受ける側も赤字ぎりぎり、場合によっては相手が予算を提示せず
もらったときに愕然とした、という話も。

当然割を食うところも出てきて
編プロがつぶれる、という話もいくつか。

ただもっとも笑えなかったのが
負債を抱えている中小出版社がかなり増えた、今年ヤバイかもしれない
とのお話。

元々僕が勤めていた出版社(アダルト)も似たようなもので
一年ぐらいムックが異常に増えたあと、赤字が膨らんで会社整理
という自体に。

コンビニの棚を見れば分かるけど
本の発行点数が異常に増えている。
しかもムックが。
定期師は思ったほど増えていなかったりする。
ワンコイン本も増えてる、というか再販が増えてる。
コストダウンだったり
値上げがわかりやすい形で出てる本もちらほら。

その話を聞いて
驚くよりも、あーやっぱりという印象だったりする。

体力のない中小出版社はもはや後がない。
コアマガジンや芳文社みたいに漫画メインでやってるところ以外は本当に。
漫画ってワンコインで出せたり単行本もある
再販できる分割がいい。
グラビア等は一発。いわゆる実用系は似た本が増えて売り上げも芳しくない。
コンテンツとしては弱い。

もう少しで今年も半ば。
今後の出版業界、鬼が出るのか。

2013年5月18日土曜日

「都営交通24時間化」構想で東京の活性化

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130507-00000873-playboyz-soci
猪瀬都知事の「都営交通24時間化」構想。利用するのはいったい誰?

さて
この辺は都心に住んでいないとわかりにくいところがありますが。
都営交通24時間化による影響を考えてみましょうか。

交通網
要は電車バスが24時間動くので
仕事の24時間化が可能になります。
それにより、業種によってはシフトが自分の都合のいいようにできること。
雑誌の編集であれば、夜仕事して朝帰ることも出来るし
通常通りに仕事をすることだって出来る。
ライフスタイルに合わせた勤務時間を作ることが可能って事です。
そうなると深夜手当のような時間帯によって給与が変わるようなものは消えるかもしれません。

また与える影響としては
24時間営業の飲食店、スーパーのほか、様々な業種で24時間制になる可能性が出てきます。
それは同時に雇用を促進することになります。
ただ深夜時間帯だからといって給与は変わらないので
その点は経営的には楽になるかと思いますが。

そうなったときに面白いのが
居酒屋やバーですね。
だって昼夜問わずお客さんが来る可能性がある。
そうなれば、方やランチ、かたや酒、という状況になります。
飲食店的には面白い状況になるかもしれません。

記事の中で森永さんがタクシーが打撃を受ける、という話をしていますが、
深夜料金がなくなる代わりに、人は増えるのでまったくマイナスというわけではないはずです。


地下鉄や鉄道のメンテについては
考える必要がありますが。

ただこの傾向が地方に波及するとは考えにくいのと
格差拡大に関してはもう止めようがないのでここは考えない方針で。
むしろ雇用機会が増えるという見方の方が正しいと思いますが。

鉄道や交通網に関しては公共投資が入る分民間的にはプラス。
業界的には需要が伸びる分プラス。
雇用的には深夜勤務でも賃金が下がる可能性が出てくるものの
時間問わず仕事が出来る可能性が出てきたことはプラス。

総じてプラスになるはずです。

池袋、新宿に行くとベビーカー片手に夜遊びする親御さんが居たり(あまり好ましいとは思いませんけどね)するので
時間問わず仕事が出来ることのメリットは大きいし、
変化も小さいのかもしれないですけどね。

その分歪みの発生は考えられますが
それはその時に処理するしかないでしょうけどね。
他の都市との比較をしていって結論を導き出して欲しいです。
ただ他国、アメリカなんかとは国情が違うのでそれを参考程度に見て
という形にはなるでしょうが。

整備さえしっかりすればかなり機能すると考えますが。
それが景気にプラスになるかはさて置きですが。

2013年5月14日火曜日

ドル円が100円を超えた件について。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMM8SY6K50XT01.html
ドルは100円が今や支持線、2カ月で105円の円安予想-ドイツ銀


ドル円で100円が支持線、というのはもはや言うまでもないでしょうねw
FX関連の記事で普通にこれ書かれると基本からやり直せ、と思ったりもしますが。


ここで為替の解説をしたくはないんで
支持線抵抗線についてはググレカス。
というかなるたけ為替および金融系に関わる人を増やしたくないので
ググるな。


ただ100超えた時点である程度伸びるのは想定の範囲内ではないでしょうかね。
ストップのロングもおそらく100超えた付近にたまっていたと思われるので
そこから一気に伸びるのは想像に難くない。

それに
大分堅かったのは周知の事実なので
固い壁は鉄壁の床になる、それだけのこと。

100円割るのは難しいでしょうね。

G7が円安許容というのも各国の事情を知っていれば想定の範囲内。
理由の一つ目として
ロシア、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ。
どれも景気が良いとは言えない。
G7で景気がいいのはカナダのみ。
日本の景気よくなることで、自国の不況を脱する起爆剤になる可能性はあるわけで
多少の不利益は目をつぶる、といったところでしょうね。
ユーロは今ジャパンマネーの投下が始まっているので
ユーロ圏は今の円安トレンドにケチをつけられない。


ただしG7が認めただけであって
一時的に伸びてもそこからの追加材料がないかぎり
伸び悩むでしょうね。
100割るのは短期的には難しいとは言え。

あり得るとすれば
来月頭の雇用統計ぐらい。
ただし失業保険の状況や経済指標を見てる限り、
ドル買いに進みそう。
広がったスプレッドで一時的に割るのがあるぐらいか。

今後は日銀の発表だよりになりそう。
案外ココが曲がり角だったりして

2013年5月12日日曜日

タイガーアンドバニーが描いた現代日本

タイガー&バニーというアニメーションがあるのだが、
全編見て良くできてると感心してしまった。

アメコミ風のヒーローが跋扈する街。
アメコミと違うのは
コスチュームに企業のロゴがあること、
それらヒーローはプロダクションに雇われたヒーローである、ということだ。

超能力で戦うというのはそのままアメコミなんだが
実際の活躍がテレビ放映され、
活躍によってポイントやギャランティーが変わるというもの。

ああ、ヒーローもサラリーマンになる時代になったのか。

当然活躍すればスポンサーの宣伝にもなる。
活躍することを半ば強いられているヒーローというのも皮肉だ。

もっとも現代風のコーポレートイズムだけではないのだが。

テレビ放映しているのはれっきとした犯罪の現場だ。
それを嬉々として放映するテレビマン、
子供達が見ている光景は気が狂っているようにも見えてしまう。
少なくとも正気の沙汰ではない。

社会学者の古市さんが著書の中で
現代の若者は震災すらネタとして楽しむ、というのに非常に酷似している。

2011年の震災以後デモが起こっているが、
それも一種のネタになっていた。
デモのようなイベントを
犯罪の様子に置き換えた感すらする。

しかしながら
働きマンで火災の様子を携帯で撮る群衆という話があったけれど
感覚的にはこれの先にある。
ケータイやカメラ、ディスプレイを介して距離をとって
世界を見ているようにしか見えない。
それこそ、自分のいる世界とは全く別な
バーチャルなものとして。

ヒーローになるはずだった男が犯罪でヒーローになれなかった、という話も

今の学歴社会に通じるものがある。
冤罪事件や、ほとんどの事件の黒幕は
テレビ局の社長とか。
これは小沢裁判を思い出すが。

小沢さんも冤罪だった。
そしてそれを誘導したのは検察でありテレビ局、マスコミだ。

それをネタとして祭り上げた。

アイロニーとして良くできていると感心しつつあると同時に
対策がないことに対して憤りすら感じる。

作品としてはものすごく面白かった反面
風刺としてものすごく刺さった。

共通番号法案が衆院通過


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013050900052&rel=m&g=pol
共通番号法案が衆院通過

ツイッターなんか見ると
これは管理社会への第一歩と批判していたりする方も。


流出したとき、どうするんだ、というのについてまず。

グーグルでもいいけど
自分の名前検索すると
結構情報流出してることに気がつく。

実家に悪徳商法のセールスマンが来たり
メールやDMが来たりと
僕自身が実際にあった例をあげたのだが
確かに結構面倒ではある。
ただその程度だろうともいえる。
(もちろんそれ以上のこともあり得るだろうが、
金銭的なものであればスキミングとかになってくる。この辺は予防が出来る)

変な話、個人情報が流れたときに
どんなトラブルの最小と最大を調べておくだけでも違う気はする。

率直に、死に繋がる様なことっていうのは希で
DMが来る程度。

コンプライアンス的な問題と流出の被害の問題はまた別なので
流出してもいい、と言ってるわけではない。
単純に個人情報の流出にびびりすぎなんじゃないのか
ということ。
ただ備えはするけどね。

逆を言えば
欲しい人が個人情報を得たとしても
その程度にしか使えない、ということです。
本当に特定の個人情報が欲しければ
探偵に頼みます。

で、
管理社会になるのでは、というお話なのだけど。

えー
おそらく混同してると思われます。
これ、ニュースを見れば分かりますが
それこそ昔あった住基ネットなんかもそうで
事務手続き上管理番号をつけている。
行政手続きってかなりたくさんのものがある。
そういった手続きの問題、手続きに必要な情報が違うため
手間の問題が発生してしまう。
管理番号、それこそ行政手続きに必要なデータの一元化をしてるわけです。

社会保障(年金とか)に必要な情報と免許更新に必要なものというのは別なんです。
ただそれを別個に管理すると手続きに時間がかかるので
それをまとめましょうというお話。

確かに管理社会かもしれないけど
ちょっと意味合いが違う気がする。
おそらくはあらゆる面を組織化して管理、操作して統制や抑圧を行うというお話。

確かに行政手続きの円滑化という点での管理ではある。
ただし行政側が持っている個人情報、それこそ財務や犯罪歴等の情報で
統制が出来るのかという点は疑問。
推測は出来ても、そうだと確定は出来ない。

なので管理社会化に繋がるのか
という批判は当てはまらない気がする。
これが民間主導になったら話は変わってくるのだろうけれど。

2013年5月10日金曜日

ネオヒルズ族になるより、汗をかけ。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw607253
ついに逮捕者も出た「ネオヒルズ族」 “絶対に儲かる”仕組みのウラ側

佐々木さんも指摘してるけれど
ヒルズ族とネオヒルズが違うのは事実ですよね。
インフラやコンテンツのヒルズ族だったのが
情報商材と金融系商材メインのネオヒルズ族。

情報商材を作った時期もあるし
そういう関連の方とおつきあいがあった時期もあるけれど
ビジネス的、一般的な感覚がずれるのが分かったので
一切付き合いをやめたのだけど。

実際に成功している方も居ますし、
きちんとした手法を実践して、商材として売っている方も居ます。
ただし情報商材という性質上
中身が分からないため即ウソと分かるものでも
ふたを開けなければ分からないものでもあります。

僕は金融系については否定できませんし
投資でヒルズにのし上がるのについては
むしろ肯定してます。
金融系で利益を出すってかなり難しいので
尊敬に値するとは思いますけど。

ただ
偽の情報商材を売るというのはいかがなものか、
とは思いますけどね。

セミナーをやるのはいいと思うし
ビジネスのノウハウを教えるのも別にかまわないと思いますが。

結局のところ言えば
教わって身につくノウハウってあまりなくて
自分で苦労して身につける方がよっぽど力になる。

そもそも
本当に儲かる情報が流れてくるのか、
それを疑問視しない時点でダメだとは思うんですけどね。

その辺はスパなんかも特集組んだりしてるから
同罪とは言えますが。

別に今やっていることでも
少し頭をひねれば大きなビジネスになる可能性がある。
それに気がつけばいいだけなんですけどね。

情報商材を買う前に
自分の手元に何があるのか見直すだけでも
全然変わってくるはずです。

2013年5月8日水曜日

違法アップロードをどこまで認めるか

http://news.nicovideo.jp/watch/nw604049
違法アップロードと海外オタク

これはちょっと考えてしまう点。
違法アップロード自体は問題ではあるのだけど
これ自体が販促になっている部分は否定できない。

海外で人気が出たとすれば
違法であったとしても
先行投資となり得る。
マーケット開拓となり得るし、海外での発売がしやすくなる。
国内でも販売にプラスになる可能性もある。
というより
違法アップロードとは違うものの、
madムービーから視聴→購入となる例は結構ある。
もちろんこれが逆効果となるケースもあるのだけど。

ドラマやアニメーション以外でも
音楽やスポーツに関しても同じ事が言える。

もちろん映像コンテンツだからこそ、言えることで
これがソフトウェアだった場合はまた話が違ってくる。


ソフトウェア、特にゲームだとコンテンツ全て手に入れることになる。
違法アップロードによって
売れなくなり損害が出ていると訴えるメーカーもある。

グーグル検索にて
アドレス+タグを入れると実際にサイトに飛んだ回数が分かる様になっている。
それで人気タイトルと人気のないタイトルを調べたところ
当然ながらアクセス数に開きがあった。
ただ、そのすべてがダウンロードしているわけでもない(分割で2~3回ギガ単位のダウンロードは厳しいのでは)。
ウィルスの可能性もあるので、ダウンロード率はかなり低めになる。

1サイトでの話だけど、複数の場合でも、損害が出るレベルか、というのには疑問がある。
だからといってアップロードを正当化するつもりもない。
この辺は別問題。
だとしても違法ダウンロードで売れなくなったというのは責任転嫁。
売れているメーカーがあって収益を阻害していないことを考えてもそれはいえる。

また最近adobeのソフトウェア(Photoshopとかillustrator etc)の一部が
無料開放(と言うわけではないのだが、公式で落とせる)されている。

もちろんシリアルキーをなくした顧客用ではあるけれど
これが今後新たな需要を生むかもしれない。
これも先行投資となり得る。


孫さんが昔
ネットは今後コンテンツで利益を出す
と宣言していたのがあった。
ブロバが下火になり始める少し前のことだけど。

コンテンツで利益を出す時代は続くかもしれないが
企業ではなく
個人がコンテンツを打ち出す時代になってきている。
企業はコンテンツマーケットの打ち出し方や
プラットホームを提案し
販売する時代になったのかもしれない。
もっとも企業のコンテンツ産業は残るだろうし
企業と個人が手を組むような作品も出てくるだろうし
出来つつある。

個人が自由に配信やコンテンツ作成が出来る媒体が出てきた時点で
違法アップロードって問題が発生の可能性はあったと言える。

そこから考えても
違法アップロード、ダウンロードとの付き合い方
それこそ漫画と二次創作ではないけれど
ガイダンスみたいなものとかをはっきりさせるべきかも。

もちろん、映像についてはだけど。
ソフトウェアはまた別に。

2013年5月6日月曜日

アメリカから日本へのまっとうなツッコミ。

http://diamond.jp/articles/-/34964?page=2
米国為替政策報告書に書かれたアベノミクスへの“真っ当な”提言

「力強い経済回復をサポートし、潜在成長力を引き上げるには、国内の競争を過度に抑制している規制を緩和して、国内経済のダイナミズムを高めるための基礎的で一貫した対策を取っていくことが日本には重要だ。(今回の日銀緩和策のような)マクロ経済への刺激策は、短期的には経済を支えるが、それは生産性や潜在成長力を高めるための構造改革に取って代わることはできない」

これ、端的に
アベノミクスを持続させるような政策をとれ、ということですな。

確かにアベノミクス自体は宣言のようなものであって
現実問題何もやっていなかったりします。
為替はそれで下がってきてますしね。


経済の活性化をさせても

それを持続させられなければ意味がない。
マネーフローの拡大と賃金の上昇。
物価上昇だけしておいて賃金上昇が起こらないと
もはやまずいお話。

日本って実のところハイパーインフレまで行かなくとも
中程度のインフレが必要という意見も出てる。
個人的には前から10%程度かな、と考えていたけれど
2~30%という意見すらある。
確かにインフレ-5~7%が続いていたのを考えるとそれぐらいは必要なのかもしれない。

物価について言えば。
今回の日銀オペで国債の買い上げが行われる。
それに伴い市中に紙幣が出回ることになるが、
これ自体が元々FRBが行っていたQE1、QE2と同様。
QE3で紙幣バラマキが行われなかったのと同時にこの動きが出たので
通貨差がリーマン以前に戻っている。

もっともこれでフローが出来たわけでもなく
貨幣の状況(対ドルについては)がリーマン前と同じぐらいになった。
ただそれだけのお話。
ここから消費の活性化の促進とフローの拡大を行う。

手っ取り早いのが
(無駄でない、資産になる)公共事業を国債大量発行で行う。
ダムを壊すとか、高速道路をつくるとか、
かなりある。
それこそアルプスをぶっ潰すとかw

現実的な話だと
防衛費。
金使い官庁と言われているけれど
尖閣の問題を考えれば、今文句は言えない。
思い切って使うべきだろうし
自衛官の募集も中途で出来るようにするとか
人員の拡大を考えてもいい。
それこそ震災の時に自衛隊がどのような動きをしたか
この国の立地や地勢も考慮すれば
ありな選択だとは。

なんにせよ
後は政府がどう考えるか。
自分で作った流れを潰すような政策だけはやめて欲しいもんです。

2013年5月4日土曜日

四月米国雇用統計

5/3に4月の雇用統計が発表されました。
前月10万人を切っていた雇用が16万まで回復。
失業率は7.5%

先月よりも回復したと言えますが、
前々日のFOMCの結果を鑑みると
まだ底打ちとは言えない状態とはいえます。
このまま回復基調を進むかというのは疑問符がつきます。

また為替でいえばECBの政策金利、利下げのニュースが入ってきました。
これ自体は事前観測があったのでサプライズではないのですが
欧州も緩和に向かうものと見られています。

アメリカ、欧州ともに不況に対して出口が見えない状況とは言えます。

負債総額でいえばアメリカの半分の欧州、
ただまだ増える可能性があるのを考えると
アメリカの回復の方が早いとはいえますが。
問題の複雑さもありますが。

ただ規模が如何せん大きすぎるアメリカ、
そう考えると案外同じぐらいのタイミングで回復してくるかもしれませんが。

これは私の仕事ではないを貫き通すと何もできない、ではなく使えない人になる

http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20130427/1366990148

これは私の仕事ではないを貫き通すと、何もできない人になる

これ元ネタは部署が違う場合と中途採用でのお話。
こっちは同じ部署内でのお話。

ただ、これは結論としては一緒のような気がするんですけどね。

入ったばかりの人が仕事を断るな、というのは正論。
ある程度仕事に慣れた人に簡単な仕事をさせるのは無駄だけど
ケースバイケース。
人海戦術、人手が必要なときは必要だし、優先順位があれば断るべき。

他の部署の仕事を振る場合にしても
幹部候補は受けるべきだし、それ以外であればやるやらないは自由。

ジャンルは変わるけれど
飲食店の仕込みを店長や幹部クラスがやる場合もあるんです。
その方が早いというのと、基本をおろそかにしないという考えから。

その点で考えれば
基本的な仕事や他の仕事を断るって
自分の可能性を狭める結果になることも。

営業もエンジニアや現場のことを知らないと
売り込みで全く話が出来ない。

百貨店で豆腐売ったときも
料理をやってるかどうかで売り上げ出せるかが変わる
それ分かってるから、自腹で買って、スタッフに配ってたし。
今勤めてるホームセンターでも
職人が何を必要としてるか知らないと品揃えで失敗する。
それと同じようなこと。

断ることも必要だけど
自分のキャリアデザインに必要なことか
それも考えて仕事を選ぶべきではある。
案外基本的なところに答えが落ちていることもあるし
他の部署に答えが見つかることもある。
引き出しが増えることは戦術的にも有効だしね。


2013年5月1日水曜日

東京マラソンでテロは起こるのか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
2013年ボストンマラソン爆発事件

ニュースを見られている方だともうご存じでしょうが。

このニュースでちょっと気になるのが、
他のマラソンでも同じ事が起こるのか
ということです。

ウィキペディアにてちょっと調べてみたんですが。
今回の容疑者とされている人物は、
2002年に難民としてアメリカに入国している。
年代から考えてアフガニスタン、ムスリムだという記載もある。

ムスリム、いわゆるイスラム教徒だということで
アフガンの復讐と捉える方もいるんでしょうが。

その場合
2002年からのタイムラグをどう説明するか、と言う話に。
復讐のつもりであればもっと早くにやってもおかしくない。
アルカイダが実質なくなったいまやるのは不自然。

記載を見てみるに、家族と共に難民として渡米してる。
で援助に基づいてとあるので
しばらくは援助があったと見た方が正しい。

その後(2002以後)何があったのかを考えてみる。
リーマンショックが起こってアメリカで失業が増えた。
中国に依存するビジネスモデルが出てきた関係もあって
中小企業は厳しい状況になった。

経済的にも厳しい状況
アフガンよりも安全とは言え、
状況的には
アフガニスタンで生活していたのと
変わらないのかもしれない。
不況になった分酷くなったのではなかろうか。
そこから考えると
『アメリカのせいで』
となってもおかしくはない気はする。


これはテロなのか、と言われればテロだろうが
アルカイダではなく、アメリカ自身が作り出したテロなのかもしれない。

これは日本では起こらなかっただろう。
アメリカゆえの悲劇だ。