ninja

2013年12月3日火曜日

今の法律は汚いものを綺麗だと断ずるべき、という話。

http://diamond.jp/articles/-/45039
マリファナも売春も世界的には合法化の流れに

売春の合法化については個人的には賛成だったりする。
これだと取り締まりが簡単になる。
管理もしやすくなるし、犯罪も減る。
その点でカジノも案外ありと思ってますが。

ただ議員によってはあまりいい顔をしないだろうし
フェミニスト団体等は反対もするでしょうけどね。
韓国あたりだと昔と同じ過ちを、とか言いそうですけど。

もっとも、このケースって女性が売春をするわけではないことに注意。
男の売春があるのを忘れがちになる。
いや、薔薇族とかじゃなくて、女性が男を買うって方向性ね。


ギャンブルにしても、合法化してきちんとした線引きが出来れば犯罪性は薄れるんです。
まーノミ屋もいますけどねw

合法化された方が他の分野が介入しやすいので
イノベーションの余地が出てくるので
業界の活性化がしやすくなりますし。

麻雀も賭け事と思われつつも
ネト麻が出来たり自動卓ができたりするし。
競馬もネット投票から課金型のデータ分析ツールなんかもある。
競馬の予想会社もあるし、麻雀は雀荘が日本各地にある。
合法化されることでお金が生まれる可能性だってあるわけです。


なんというか
売春を男尊女卑だ、という人もいるんだけど
感情論なんだよね。
賭け事の例を見れば分かるけど
競馬や競輪等々も新たなマネーソースが出来ているわけで。
違法とされているモノに価値観を見いだして
そこからお金の元をつくる。

児童ポルノ法がらみで二次元、いわゆる非実在についてもそうで
賛成派の話ってやはり感情論。
ポルノ産業の経済規模とかそれらが与える社会的影響を歪曲して見ている。

エンタメの効用って
空想だからこそなんでもできる。
それこそ犯罪じみたことでも、自分では出来ないことを行える
ということ。
その効用を理解した上でロジカルに論じるべきではあるんですが。

場合によっては二次元、非実在も含めて、エンタメの定義を法的に定義する必要は考えられますけどね。

気持ち悪いとか理解できないという感情的な理由で切り捨てるのはどうなんだろう。
マーケットの価値、市場的、経済的な価値があるものを安易に捨てるようでは
この先厳しいと思うのだけど。
不況でただでさえイノベーション(技術革新)が遅れている。
むろん技術革新が出来ない分野もあるのも事実だけどね。
だからこそ新たに出てきた分野を大事にする必要がある。


冒頭にのせた売春の合法化にもいえるけれど
法で保護、認可することで巨大なマーケットを生み出せるモノってかなりの数ある。
これは新たに出てきたマーケットではないけれど
既存のマーケットを拡大するために必要な措置を行う事。
法律でそういうところに手を入れていくべきじゃなかろうか。
それこそ汚いと思われたものを綺麗なものだ、と法で定めること。
倫理観よりも経済的な価値を重要視すること、保護すること。
それが結果として国を大きくする方法になってくるのだろうから。

2013年12月2日月曜日

戦勝国が必ずしも優れているわけにあらず

「君は間違っている!日本が日出づる国であるのは戦争に強かったからではない。」私はこれを聞いて、涙があふれ出るのを押さえきれませんでした。高木一臣

http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/archives/35093973.html

ツイッターでも書いたのだけど改めて。

いわれてみるとその通り。

戦争に強かったから優秀な国というわけでもない。

そうだったら当然アメリカが一番優秀な国となる。

文化とか今まで成したことが評価されるべきであって

戦争に勝った負けたは全く別物。

そこにこだわることの方が変な話。

 

確かに一つの見方だとは思うけれどね。

 

実際ローマ、それこそカトリックをはじめとしたキリスト系では日本ってランクが高かったりするんです。

日本って世界で一番長い歴史を持つ国でもあるし。

※勘違いされてる方もいますが、幕府があっても天皇家は残ってますし血筋が薄くなることはあっても絶えたこともなかったりする。

中国って4000年っていってるけど、何回も変わってる。中華人民共和国はまだ60年過ぎたぐらいじゃなかろうか。

ちなみにバチカン市国がヨーロッパでは一番古い。というかおそらく世界で2番目。

あれは元々カール大帝の頃だったか、ローマ教皇に領地を寄進したことから始まっている。

イギリスも古そうだけど、何度か変わっている。

古そうに見えるフランスとイタリア、ドイツはもっと新しい。

フランク王国が分裂してから国の形ができるまでだいぶかかる。

フランスが一番古く、ナポレオンが出てきた頃ですらドイツは神聖ローマ帝国だった。

イタリアはガリバルディによって(彼が指導者って訳ではないですが)統一が成されるまで分裂していましたしね。

ラテン系のスペインとポルトガルはレコンキスタの後。

 

閑話休題。

確かにこの話にあるように、東洋と西洋の文化を昇華したって意味では日本ってすごい。

中国と戦い、ロシアと戦いってことを考えても。

まーロシアとの戦争ってもっと楽に勝てたはずなんですけどね。森鴎外のせいで(陸軍医師、白米ばかり食べさせた結果、脚気で倒れる兵士を量産したw)w

もっと誇るべきでしょうけどね。

 

また気がついたのが

17条憲法の話とか、文部省がロシアの悪口を言うなという通達を出したりとか。

今の日本じゃ考えられませんな。

憲法を変える際、この辺も入れるべきのような気もします。

礼儀が廃れているいまだからこそ、こういったことを明文化すべきなのかもしれない。

9条よりも、こっちの方が必要な気がする。

だって和を以て尊しとせよ、って外交にも当てはめれば、戦争をするなとも受け取れる訳です。

無論現状に合わないところもあるでしょうが、再度こういった憲法を見直して取り入れるだけでも変わる気がしないでもない。

 

戦争に勝った負けたでアメリカ様とかいうのとか、自国を卑下するのはどうなんだろう。

それだと本当に大事なものを見失う気がするのだが。

だから今の日本ができてしまったのかな、とも。