ninja

2013年5月20日月曜日

今年、中小出版社はどうなるか。

ニュースではなく
個人的なコネからのソース。

竹書房やKKで仕事をしている先輩と久々と電話をしたときに
笑えない話をいくつか。

元々編集予算ダウンの話は聞いていたのだけど
えらい額になってきた
要は受ける側も赤字ぎりぎり、場合によっては相手が予算を提示せず
もらったときに愕然とした、という話も。

当然割を食うところも出てきて
編プロがつぶれる、という話もいくつか。

ただもっとも笑えなかったのが
負債を抱えている中小出版社がかなり増えた、今年ヤバイかもしれない
とのお話。

元々僕が勤めていた出版社(アダルト)も似たようなもので
一年ぐらいムックが異常に増えたあと、赤字が膨らんで会社整理
という自体に。

コンビニの棚を見れば分かるけど
本の発行点数が異常に増えている。
しかもムックが。
定期師は思ったほど増えていなかったりする。
ワンコイン本も増えてる、というか再販が増えてる。
コストダウンだったり
値上げがわかりやすい形で出てる本もちらほら。

その話を聞いて
驚くよりも、あーやっぱりという印象だったりする。

体力のない中小出版社はもはや後がない。
コアマガジンや芳文社みたいに漫画メインでやってるところ以外は本当に。
漫画ってワンコインで出せたり単行本もある
再販できる分割がいい。
グラビア等は一発。いわゆる実用系は似た本が増えて売り上げも芳しくない。
コンテンツとしては弱い。

もう少しで今年も半ば。
今後の出版業界、鬼が出るのか。

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