ninja

2013年7月22日月曜日

たった一人の作家が市場を作る時代

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%96%B9Project

東方PROJECT(略して東方)をご存じだろうか。
もともと95年に作られた東方霊異伝から始まっているので
もう20年ぐらい、ではなく
実際には2002年頃の東方紅魔郷からカウントした方が正しいと思われる。
それでも10年ぐらい。
その辺は上のURLから。

いわゆる同人作品なのだけど
マーケット規模として考えると、もはや一つの作品群と言えるレベルを超えている。
単独で即売会があるのは普通(ジャンルとして確立されているので)とは言え
ビッグサイト(5000サークル)でイベントをやるのはかなり希(通常は都産貿で行う傾向が強い、サークル数も2~300程度。2ちゃんにて隔離されていることからもうかがえるけれど、一時期の葉鍵よりも多い。そういったイベントもあるだろうが、葉鍵では大規模系はなかった)。

コミックマーケットでも東3・5・6ホールとなっているのでどれほど数があるか見当が付くかとは。
(ビッグサイトのイベントホール、3/4使ってるお話)
マーケット規模として考えても、相当でかい。
先のビッグサイトのイベントでも、参加料だけで2500万、そこでの売買を考えても
億に近い数字が動く。
(おそらくコミケだとこれの数倍になる)
とらのあなといった同人誌やゲームの店舗販売も考えると
どれぐらいになるか。
実は計算が終わってないorz

ニコニコ動画で1/3ぐらいは東方がらみ。
動画の数だけでも万は軽く超える。
そういった物を加えて考えても
マーケット規模ってものすごいことになっていると推測はされる。

そもそも東方ってZUN氏一人で作られている。
(一部作品を除く)
変な話これらの市場を彼一人が作った(もちろんネット、pixivとかニコ動なんかもありますが)
といえる。


もちろんネットが火付け役である事は言うまでもないし
ネット、SNSや動画サイト
同人誌の販売サイト等々があったからこそこのような事が起こったとも言える。

どんどんツールが出回っていく中で
フリーウェアの創作ツールが出てきた+SNSといった発表の場所が増えた。

そういったものも加味しても
良い物が認められやすくなった
それこそ会社でなく個人でもブームを起こせるし
マーケットを作り上げられる時代がやってきた。

そんな時代が来た今
会社とは何だろうか、と考えてしまったりする。



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