ninja

2013年9月12日木曜日

ゲームと侮るなかれ。ゲームが育てる仕事脳

http://careerconnection.jp/biz/tyosahan/content_920.html
大手通販会社が「マージャン大会」で採用選考をした理由

これ関連で株式会社LIGの紳さんの記事を。
http://liginc.co.jp/omoshiro/sutema/48415
僕と一緒に始めませんか?世界一のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」

基本的なお話は紳さんの記事に譲ります。

なーんで麻雀大会の話、というか仕事とカードゲームが関係あるの、となりそうなんですが。

このゲーム、たまにぶっ壊れたカード(要は強すぎて、みんな使うようなカード)が出てきてしまい
使用禁止が出たり、エラッタが出ることもあるんですが。
※最近はカード単体、ユーティリティー性の高さで禁止になる。昔はローコストだったり効果がおかしすぎるため禁止や1枚制限(後述のエターナル、ヴィンテージ環境のみ)措置を食らった。

ここでは一応スタンダード(発売2年以内+最新の基本セットのカードでデッキ構築する)について。
率直にモダン、エターナル(発売後ほぼ全てのカードが使える、後述しますがスタンダードしか知らない人にはもはや別なゲーム)は説明が困難すぎますw


基本的なところから。
各カードセットによってかなり特色があります。
カードセット自体にパワーカードが多い場合、逆にしょぼいカードが多い場合などがあります。
また、5色あるうち強い弱いがある場合等々あります。

また全体的なカードコストの重さ、質なんかで
その環境でのゲームのスピードが変化します。

実際むちゃくちゃ早い時期もあれば、ゆったりしてた時期もあるんです。
まずはここ。


で、
カードの性能や状況、組み合わせによってデッキがでて来るんですが
大体ネットに流れるため、そういうデッキがあるという情報が知れ渡ります。

そうなるとデッキタイプがどんなものがある、組み合わせや相性の情報も出てくるわけです。

大きな大会になるとその傾向が大きく出ます。
勝つにはその傾向を読み切らなければならないんです。
どのデッキで出れば勝てるのか。
仮に同じデッキと対戦したときの対策は。
等々。
場合によっては全部に対応できるデッキにしたりとか。
作ってみたら意外と強かった、
競合もないと大会に出して大暴れしたデッキが実際あります。

デッキによっても違うんですが
小技、例えばカードを使うタイミングや特定カードにおける小技があったりします。
それをうまく使うにはそれなりに練習、パターン判断出来る事が必要になります。

キャリコネの話ではないですが
練習の積み重ねになってきます。

当然ながら持ってるカードの質ってある程度いくと変わらなくなります。
あとはプレイングとかデッキ対策などになってきます。


ココまで書くと分かるかもしれないですけど。
やってる事って実はマーケティングとそれに対する提案等々なんですね。
使う情報が違うだけで、実は一緒のことをしている。

大会の話をするならば
大会の成績のほとんどはスタート時にほぼ決まっていたりします。
メタと対策、練習量なんかでほぼ勝つかどうか分かる、ということです。
さっきの競合がないデッキはブルーオーシャンだし
対策はレッドオーシャンの話にも繋がりますしね。


ゲームがうまい、それこそゲームによってその傾向って違うんですけど
対人ゲー、無電源ゲーに関してはマーケティングや戦術戦略眼しっかりしてる人は多いです。

モノポリーを研修に使う企業もあるぐらいですしね。

ゲームって遊びと捉えられがちですけど
ちゃんと仕事の役に立つんですよ。

ちなみに、
MTGのプロプレイヤーでデイトレやってるからは結構多かったりしますし。
金融なんかでもゲームは役に立つんです。

廃人になるのは困りますけど
ゲームを通して仕事のスキルアップを図るのも
一つかもしれないですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿