ninja

2014年7月15日火曜日

軍事を改めて考える時期に来ているのかも。

集団的自衛権の話題が結構あるので読んでいくと笑う&呆れる話題も多い。

さすがにダメだろと思うのが、徴兵のお話。
これを政治家が言ってしまうのだから、呆れる。

集団的自衛権によって日本で徴兵が復活するかも、というお話が出る=軍事がわかっていない、なのだが。

あの、徴兵する=白兵戦が前提なんです。
だから韓国は徴兵してるわけなんです(北朝鮮と陸続きだから白兵戦が起こりうる。これは欧州も一緒の理由)。


まず、日本が攻められたとき、白兵戦って起こると思いますか、というお話。
日本地図を見ればわかるはずですが、回りは海。
まず機械戦、それこそ海戦と空戦になるわけです。

それこそ徴兵をする必要性が出るってことは本土決戦か上陸作戦になるわけで、その時点で侵略が可能になるのでダメでしょ、というお話。

機械化部隊、それこそMDとかイージス艦、戦闘機等には防衛はできても侵略は不可能なんですな。
調べるとわかりますが、本当にそういう仕様だし、改造してどうなるってものでもないです。

その論理から考えると、今の自衛隊は憲法上OKとはいえます。
だってどうやっても侵略ができない、戦力ではあるけれど、侵略等ができない仕様なのでOK
ただ海外からは軍隊として認識されていますが。


今のままであれば、徴兵も不要(どころか必要もない)でその話が出るところがまずおかしい。


もうひとつ。
自衛官の教育って最低2~3年かかります。
日本の場合機械化がメインなのでそれらの操作、運用がメインの教育内容になるんです。
それを考えたとき、徴兵をしても兵士として使えるのは少なくとも2~3年後になる、ということです。


今月のサピオに韓国軍がベトナムで大虐殺していた記事が出ていたのですが、あれにもつながるお話。
イラクで捕虜の虐待があったんですが、そのほとんどが新兵、軍事教育がなされていないかその期間が短い兵。
調べてみると、ナチスのような人種差別的なものを除いて虐殺強姦等々が行われた例は、軍事教育が施されていない徴兵や新兵。
そういった軍隊は錬度も低く、強い軍隊ではなかったりします。
朝鮮戦争で韓国があっさり負けた理由もここで、ベトナムのお話にもつながってきます。
要は精鋭と呼ばれる部隊、軍隊を持つ国家が虐殺強姦を行うことはありえないわけです。
これは古代ローマ期の職業軍人が出始めたあたりから見られる傾向。
ただし南米のコンキスタドレスは戦力差がありすぎたため起こったこと(鉄砲対弓、鉄対布では錬度云々は関係なくなるw)なので別。


日本の史跡を調べてみると比叡山の焼き討ちは行われているけれど、虐殺はなかったといわれている。
島原の場合は見せしめ+異端ということもあり、前述のナチスと同様の理由。
朝鮮出兵に際して豊臣秀吉の痴呆のせいで耳をそぎ取って来いってお話がありました。ただ当然ながら不本意ではあったそうですが。
だからこそ耳塚鼻塚ってのがあり、きちんと供養してる。


ちなみに史実や史跡で調べていくと、戦争による虐殺強姦等が一番多いのは中国と韓国(なんというブーメランw)。
欧州では農民反乱なんかではそういうことはありますが、戦争では少なかったりします。これは日本でも同じ。欧州だとドイツ・フランス・イギリスが顕著、特にドイツ。
要は戦争犯罪やるような国家は弱い、ということだし強い国は戦争犯罪をしない、ってことです。


そういう意味合いでにはなるけれど、防衛費を増やす動きには賛成だし、軍事的な精錬にかけるお金を増やすべき。
それが結果的に国を守ることにつながるのは歴史が証明している。

昔の軍国主義を肯定するつもりではないけれど、
旧日本軍が強かったのは事実でしょうね。
東南アジア諸国の独立を促したのは事実だし、欧州+アメリカと喧嘩するって決断をしてしまう、ある意味自信過剰な部分が出てしまったのもうなづけるわけで(その辺は225あたりでわかるし軍部が強くなった点からも)。
侵略戦争だったか、は中韓のでたらめなお話をフラットにしてからでないと正しい認識はできないでしょうけどね。
少なくともその二国以外はそういった行いは一切なかったと証言しているし。

こういう論争が巻き起こっているときだからこそ、軍事に対する認識を再度すべきだと思うのだけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿