ninja

2013年8月10日土曜日

エクセルが数学嫌いと情弱を救う

ツイッターでは話してるのだけど
最近エクセルで競馬の予想ソフト(シート?)を作ってます。
厳密に言えば、予想支援ソフト、と言った方が正確でしょうけど。

もともとオッズ派なのでオッズ差、オッズの順位変化を調べるのに
オッズの並べ替えしてオッズ差計算をしなくちゃならないため
非常に面倒。
エクセルで管理した方が楽、ということで作ったんですけど。

ということでエクセルの本を買って読んでるんですが。
関数や表示形式の話を読んで感心してする。

というのも
中学・高校数学をここまでわかりやすく利用してるソフトウエアも珍しい。

四則演算は当然としても
IF関数等々はそのまま背理法や数学的帰納法
方程式なんかに重なる。

これらの数式をうまく使うとおそらく指数関数とか三角比も求められる。


面白いのが、数字を扱うだけではなく文字列
それこそ言葉の有無を論理式に入れることが出来る。


この関数の使い方って
数学を実践的に使う頭の使い方と全く同じ。


もっというと
小説を書いたり、本一冊作るときにチャート作る場合があるけれど
これも思考の流れ的に言えば
この論理式とか関数と一緒。


高校で数学を教える際
エクセルを片手に教えた方がいい気がする。

数学って物自体が抽象的だからこそ
実践的、現実的な使い方をするもので例を出した方がいい。

その結果として
数学が唱えていることがら
それこそ数学の本質というのをきちんと学生に伝えられる気がするのだが。

知識格差とか情報格差って
こういった思考を鍛えるというスタンスから入った方が速かったりする。

スマホを持ってる、ツイッターやってるFBやってる
というのが情報強者、なのではなく
実際には情報に対して論理のずれ、欠損情報を見つけたり
分析等々が出来る事。
論理的に説明・反論できること。
そういった力を持っていることが本当の意味での情報強者。

スマホ持ってるだけでは情弱なのである。
何が必要で、何が言いたいのか、そのためには何が足りないのか。
情報の収集はもちろんだけど、真偽判断、整理分析ができてこそのお話。

本当はその考え方を数学を通して学ぶのだけど。

本当の意味での情弱というのは数学嫌いが多いのような気がする。

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