ninja

2013年8月27日火曜日

世論調査は本当に正しいか? 本当は怖い統計学

ふと朝日新聞の

集団的自衛権の憲法解釈、「変更」反対59% 世論調査http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY201308250232.html

を見たときに統計のことを考えてしまった。


統計学の本が出ています。
例えば統計学が最強の学問である とか


統計学が最強の学問である
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著者:西内啓
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この本がおかしい、と言うつもりはないのだけど。
ただ危ういと感じているのが
統計が正しい、という風潮が出てきてるのと
それを後押ししてるような感じになっていることだったりする。

前述の通り統計学について否定はしないけれど
データの取り方の過程での
問題はあるってことです。

さっきの朝日新聞を含めて
新聞の世論調査、問題があって
質問内容、質問対象者の年齢層、人数等々書かれていない。
(無料版には記載無し。課金ページには書かれているかもしれないが、それであれば無料でも提示すべき)

極端な言い方をすれば
質問の内容が
質問者の意図する答えが出やすい質問になっている可能性がある。

人数が書かれていなければ
朝日新聞社内から100人アンケートを採って掲載だって出来る。

今回の場合であれば
年齢層を限定するだけでも似たような回答が得られそうだ。

本来であれば無作為に選ばれた対象から、というものから
意図して選ばれた人から意図した答えを引き出す物になってしまっている可能性が出てくる。


データが見えない、データの集め方によっては
それこそプロパガンダになる。

むろんこれは報道で行ってはならない事ではあるけれど
実はこれが平然と行われていたのが日本。

統計上という権威付けで盲目的にさせるために。

本当に統計が正しいのか
それは適正に行われたのか。

もちろん全て間違っているとは言わない。

ただ
統計の名の下に行われているプロパガンダがあるということを意識するだけで
ニュースの見方はだいぶ変わるはず。

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