ninja

2014年2月3日月曜日

猪瀬石原が抜けて希薄な都知事選の責任はどこに

田原総一朗氏がインタビュー記事で書かれていたのだけど、

今回の選挙戦を見ていると石原、猪瀬都政がどれだけの事をやってきたかというのが分かる気がする。

 

金融、オリンピック、ガス発電所等々いろんなものがあったけれど。

失敗含めても実績。

新銀行っていろいろ言われているけれど、あれも画期的だったし

ディーゼルへの課税も。

 

なんというか

今回の選挙戦が非常に薄い感じがする。

消去法で選ばざるを得ない選挙こそ行っちゃいけない。

 

ツイッターでは話しているのだけど

猪瀬さんの件自体がとばっちり。

もちろん収支報告書を突っつかれる例が希なので仕方がない部分もあれど。

もともとは徳田議員がらみ、おそらくは権力抗争の一旦だったと思われるのだけど

それに巻き込まれたに過ぎない。

選挙収支報告書の虚偽記載はかなり軽い部類の書式犯罪。

小沢さんの陸山会も同じく、しかもこれよくある話だし、罰金で済む。

税務署の仕組みを知ってると分かるけど、税金でもチェックしてあって累積や巨額な場合は呼び出される。

かなり小さい場合はスルーされる。

それと同じで、虚偽が小さい場合は虚偽記載に問われない場合がある。

全部チェックするのにどれほど時間がかかるかを考えれば、そうなるはず。

 

たまに権力抗争で議員が捕まるねぇじゃん、といわれるんだけど

小沢さんも反小沢派から検察を引っ張られた。

民主、ではなくおそらく自民でしょうね。菅さんや民主の反小沢ではそういうことを仕掛けそうにない。

というかできない。

鈴木宗男議員もあれもはめられた系だし、このテは田中角栄元総理のロッキードもそうなんですけどね。

 

これ、みんな利害が一致してるんです。

小沢さんの場合、

仕掛けた側は小沢さんが失脚ないしそれに近い状態になればいい。

マスコミは話のネタと実売が伸びるネタを、検察は出世に繋がるネタ。

この関係性に気がつくと軽くため息をつきたくなるんですけどね(苦笑)

その点を考えると石原さんも一言話をしてもよかった気がしないでもない。

 

なんというか

自分たちの利益のためにもう一回都知事選やることになった、

しかもまともな人がいない、という状況を作り出した人達はどう見ているのか。

 

来年もう一回、とかになる気がしないでもない。

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