ninja

2013年6月30日日曜日

反省するな!!

反省させると犯罪者になりますを読んでいるのだけど。
これは犯罪に限らず仕事にも言えるお話。

反省文を書けとかって意味あるのか、って思う方も多いだろう。
僕もその一人だ。

謝るって自発的にやるもので
謝れといわれて謝るものではない。
誰かに謝らせるって謝ったふりになる。
だって、やった方は自分が間違っていないと思っているのだから。

そうなったとき、謝らされた側は、謝らせた方に反発することになる。
結果的に悪循環になる。

反省させるとか謝らせることに意味はない。
それは迷惑をかけられた分なんかしろ、という事を求めているに過ぎない。

謝罪会見というのもそうだ。

本当に謝罪するのに謝罪会見って必要なのかって話。
もはやパフォーマンス化しているし。
先ほどの話でいえば
とりあえず形式だけ謝って怒ってるのをなんとか沈めよう、ってパフォーマンス。

直近でいえば、東京電力。
役員全員が住民に土下座していたけれど、結果としてそれで全て済んだのか。
問題はさらに出てきたのを考えると
まったく意味がなかったと言える。

東電に関してもそうだけど
加害者には加害者の論理がある。
第三者や被害者の論理が必ず正しい、というわけではないのだ。

例えば老老介護で介護疲れで相手を殺してしまった。
何が何でも殺人が悪い、というのは論理として正しいか、というお話。
法律上は悪いことではあるでしょうが。
これって環境を考えると
老老介護って状況を作り出したこととか、周りにそれをフォローできる人は居なかったのかとか
いろいろある。
情状酌量ってそういう時のためにある。

それこそ加害者が被害者だったり
被害者が実は加害者だったりすることもある。
※すべてがその通りというわけではないですけどね。

本当に反省を促させるのであれば
当人がどうしてそういったことを行うに至ったのか
その環境を分析し、改善した上でないと意味がないと言える。

謝るのは自分に非があると認めた時だけだ。
それ以外の謝罪はすべて形だけ。
もっとも真に仕事が早い人や頭のいい人は
その辺がものすごく早いのも事実なのだけど。






反省させると犯罪者になります
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