ninja

2013年3月22日金曜日

小さな政府って何ぞや?

よく
大きな政府とか小さな政府
という話があるけれど。
これってなんなの、という声も多い。

簡単にいえば
民間と官、どっちが強いか
というお話。

大きな政府の時は
民間が弱くなっている時。
民間が弱いので
貿易は保護的になるし、お金も支払えないから減税になる。
設備投資もできないから、代わりに国が公共投資という形で事業を起こす。
金融緩和なんかもしてしまう。

逆に政府が小さいってことは
民間が強いってこと。
貿易は保護する必要がないし、むしろ自由化を促す。
民間がやりやすい環境を作ることが多い。
強いから増税がかかるし、いらない国家事業の売却や民営化なんかもある。
電電公社、国鉄の民営化とか大体このタイミング。

だって民間の方がこういうのって生産性が高いんです。
官がやると生産性が低くていかんのです。
ロシアとかもろにそうで
国営工場とか物凄く生産性が低い。

実際のところ
小泉さんが民営化した郵政と道路公団ってタイミングが良かったんですな。
ちょうど小さな政府にシフトしていた時というのもあるけど

これはそのままインフレデフレにも当てはまる。
小さな政府はインフレ期
大きな政府はデフレ期。
ずっと小さな政府はできないんです。
民主党の事業仕分けって最悪な時にやったわけです。
これがインフレ期だったらありだった。
もしくは本当に無駄な事業ならありだった。
完全に必要なところも止めた。
それが問題なんです。

自民はその辺をどうするのかが、ちょっと見ものです。

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