ninja

2013年4月24日水曜日

5分ぐらいで分かるデリバティブ

デリバティブと言っても
宅配ピザとか
風俗じゃなくてw

デリバティブ取引という金融商品の説明です。

なんでそんなものを

と思う方が大半かと思いますが
実のところ
これの説明をしておくと近年起こってる話が凄くわかりやすくなるんですね。
というか、一部については諸悪の根源というか
「性質をきちんと知ってれば、ココまで酷くならなくて済んだのにね」
というか。

知っている方もいるかもしれませんが
FXとかCFDって言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

FXは外国為替取引、CFDはそれ以外の商品先物や数値先物を指す場合に使いますが
商品の性質は一緒です。
扱っている物の種類が違うだけです。


わかりやすいのでFXを。

簡単に言えば円を別な通貨に換えて、差額が発生したときに再度両替して
その際の差益を得るというのがFXです。
100円を1ドルにして、1ドルが101円になったら1円の利益
というお話です。

ただ
たった1円の利益、欲しいか?
ってお話。

1万円買ったとしても100円。
儲けたいのであれば10万とか100万ないと……。

そこに出てくるのが笑うセールスマンデリバティブ取引。

証拠金として資金の数パーセント出してくれれば
必要なお金をお貸しします
というもの。

投資用の資金1万ドル欲しければ400ドルだけ出してください、
それでお貸しします、という形ですね。

カジノの乗り手、というよりも資金援助みたいな感じですねw

少ないお金でも
こういった形を取れば
比較的大きな利益を上げられる、というもの。
仮に100万出してもらって、それを1万ドルに変えたとして
相場が+1円動けば101万になります。
1万円をポケットに収めて100万円返せば元通り。

加えて
100万円に相当する額のドルを出してもらって
100万円にすることも出来るワケです。
返すときにドルにすればいいので。

大きな利益が出やすいのはそのまま大きな損失も出やすい事に繋がります。
それが問題になっているんですが。

で、
これ、個人に対してだけでなく
証券会社自身が行う事も出来ます。


これはもともと
現物取引による変動リスクを回避するために作られたものです。
それを個人に提供したのがCFDとかFXなわけです。


個人の場合はFXのブローカーなり証券会社が資本を出してくれますが
証券会社がデリバティブを行う場合は
債券商品としてばらまいてお金を集めます。


損失補填できないダメージを受けた場合どうなるか。
その分のお金を払うことになります。

利益が出やすいのと損失がでかくなりがちって言うのが
そのまま問題になってるんですが。

個人であれば破産。
ただ企業の場合はどうなるか。

それが起こってしまったのがリーマンショックです。

つづく?

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