ninja

2013年4月4日木曜日

正しい金融政策へ邁進、今後日経平均は?

断行、なんか小泉さんみたいな動きです。



黒田日銀総裁が本日日銀での会見にて

○量的・質的緩和-現時点で必要な措置をすべて講じた ○付利引き下げる必要ないとの結論に達した ○物価安定目標、2年程度で達成できると考えている ○長期金利低下、国債バブル生じていると思っていない ○追加緩和、必要なら躊躇なく調整

との発言で
外国為替では
一気に円売りの流れに。
クローズ前だった東証でも反応し、
12,600円程度で頭打ちだった日経平均は
13,000円へ上昇。
明日一旦戻りがありうるものの
早ければ今月中には15,000円越えがあり得る状況に。


浜田宏一氏のアメリカは日本経済の復活を知っているでも指摘があったのだけど
今までの緩和は少なすぎたし、遅すぎた。
またロジックとしても間違いだらけのことをやっていた。


例えば
公共投資にしても
従来の量では効果が薄い。
変な言い方をすればGDPに対してそれなりに大きな規模の
財政支出、財政出動でないと景気に影響をもたらさない。

それを減らしてしまったり
金融緩和にしてもかなり小さめな規模での対策となった。
欧州とほぼ同じ規模を持つマーケット(アメリカは約2倍)
市場規模や資産規模、フロー&ストックの問題を考えても
あまりにもやる気がない政策だった。

その点で行けば
ようやくまともな政策とは言える。
このレベルで
インフレターゲットはもう少し高くてもいいとは思いますけどね。
10ぐらいでも。

効果が出るのはもう少し先。
その頃にはおそらく日経平均17,000前後まで行くのではないかなとは。
ドル円は100円を超えてくる可能性も。

ただ本丸は金融ではなかったりするんですけどね。
これは後ほど。


アメリカは日本経済の復活を知っている
アメリカは日本経済の復活を知っている
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